第67回弥彦山たいまつ登山祭

1.山域・メンバー

山域・山名 弥彦山
山行内容 夏山登山
メンバー

楡井会長・小山事務局長・太子副会長・戸貝(美)・吉川・佐越・小根山・木村

天候

2022/7/25 晴れ

2.行動記録

記録 木村
日程

2022/7/25

3.報告

 楡井さん小山さんは役員として先発。小根山さんも高頭祭から参加するので先発。他は2時30分に鳥原に集合し、木村号で出発。事前に楡井さんから、弥彦駅前の駐車場に停めたほうが良いとアドバイスを頂いていたので駅へ向かう。太子さんが「松明で降りてくる頃は人がわしゃわしゃ居て、帰るに帰らんねなるてば!」と言うので、駐車場を一回りして裏からも出れる事を確認し駐車する。
 ロープウェイへのシャトルバスは今日は運行しておらず、タラタラと歩き出す。モワッとして湿度が高く暑い。コンビニでおにぎりを買い忘れたので何かないかと探していたら、全国ご当地おやつランキングでグランプリを受賞した分水堂の「白パンダ焼」を発見。我も我もと買いこむ。弥彦神社で参拝の後、4時過ぎのロープウェイに乗車。山頂部は海風が心地良く、一休みしてから弥彦山頂祭へ向かう。
 楡井さんの進行で宮司さんの祝詞とお祓いの後、新潟県山岳協会稲田会長・弥彦山岳会小林会長・日本山岳会古野会長・日本山岳協会神崎元会長・日本山岳会越後支部桐生会長等に続き、峡彩も太子副会長が玉串奉奠を行った。
県山協稲田会長から山の遭難事案についての説明の後、「たいまつ行進」に移る。用意した松明は140本だが参加者は100名程との事で、かなり余ってようだ。峡彩は最後尾を受け持つとの事で、提灯と誘導棒を手にして出発を待つ。吉川・佐越・木村は初参加で、小根山さんの友人3名も加わり、いよいよ下り始める。

「御用だ!御用だ!神妙にお縄を頂戴しろ!」周りの参加者に笑われてました。

提灯・酒箱・松明4本

いざ行進開始♪

途中迄は各グループの代表だけ点火して山道を下る。下り始めはまだまだ明るかったが、次第に暗くなり中腹で全員に点火。最後尾からの眺めは松明が木々の間に煌めき、弥彦の神事に相応しい 或いは山狩りのようだ。下るにつれて気温と湿度が上がり空気がまとわりつく感じで汗が噴き出す。

全員の松明に点火

最後尾からの眺め

なんにせ元気な吉川さん!

 太子さんのヘッドランプは電池を変えたばかりなのでメチャ明るく、みんなの足元を照らしてくれる。
 1合目辺りで2人の参加者が疲れたのか腰を下ろしていた。「もうすぐですよ」と声をかけ、一緒に下るが足元がおぼつかない様子だ。戸貝さんが1人のザックをもらって背負い、なんとか水場まで連れて行く。かなりフラフラしていたが、戸貝さんと看護師である小根山さんとその友人達がテキパキと看護にあたる。
 冷したタオルで体温を下げさせ、佐越さんが塩アメを渡す。なんとか生気を取り戻したようで、太子さんが楡井さんに電話で状況報告し遅れる旨を伝えて、下り始める。
 下山口では連絡を受けた小山さんが待ち受けていてくれ、神社をカットして行進に追いつく事とする。戸貝さんは「この方県外からで泊りだから、ホテルまで送ってく」と腕を抱えて下る。もう1人は近場の方で、奥さんが迎えに来ているとの事なので警備中の警官に事情を説明し、後をお願いする。
 小走りでなんとか行進に追いつき、間近で上がる花火を観ながら行進を終了した。
 最後尾を任された我々は神社には行けなかったが、殿(しんがり)の役目を果たし、有意義な「たいまつ登山」であった。

テキパキと看護したチーム小根山

花火の音が腹に響く。

 すごい人出の中、松明を掲げて行進する。花火はなんと10時迄らしい。家に帰って「ひゃっけビール」がうんめかったです。