1.山域・メンバー
山域・山名 | 頸城山塊 |
山行内容 | ハイキング |
メンバー |
A隊:L伊藤(実)・松原・戸貝(美)・木村 B隊:L楡井・赤沢・佐越 |
天候 |
7/17 曇り 7/18 晴れ |
2.行動記録
記録 | A隊:木村、B隊:赤沢 |
日程 |
A隊:2022年7月17〜18日 B隊:2022年7月18日 0630笹ヶ峰登山口 – 0937富士見平 – 1020 A隊とスライド – 1040高谷池 – 1230火打山頂 – 1330天狗の庭 – 笹ヶ峰登山口1645 |
3.報告(A隊)
17日の5時に鳥原を出発し、妙高ICを目指す。前日まで全国各地の豪雨ニュースが報道されており天候がやや心配だ。
テン場も高谷池は予約で満杯との事で、遠回りの黒沢ヒュッテのサイトとなり、翌日テントを撤収して高谷池までの移動もおっくうだ!
7時半に笹ヶ峰に到着し準備に取り掛かる。共同装備のジャンボテントを木村がフライ、伊藤が本体とポールをザックに収める。伊藤君のザックはさすがにズッシリと重い。ワインを移し替えせずボトルのまま持ってきている!どうやら軽量化の概念が無いようだ。
8時少し前に登山協力金400円を支払ってゲートをくぐる。十二曲り迄はゆるゆると標高を上がるので、樹林帯の中をユルユルと進む。黒沢橋の所で9時となり、念のために高谷池ヒュッテに電話を入れると、なんとテン場に空きがあるとの事。すかさず予約しテン場を確保。
天候も悪化せず気持ちも幾分軽やかになったが、久々の山行でザックが肩に食い込み、十二曲りから富士見平までをヨロヨロと登る。黒沢岳をトラバースする頃には道も平坦になり、高谷池ヒュッテが見えてくる。
ゆっくりペースだったので12時半にヒュッテに到着。一休みしてテントを設営。登りながら「高谷池らったら今日火打に登れるねっかて!」な~んて景気の良い事を言っていたが、テントを張ってザックを降ろすと、山のガスのようにサーッと消えて「ラックリしょうてば」という事になり、まずはカップラーメンと缶ビールで腹ごしらえ。
火打山も見えたりガスったりしているが、天候の悪化は心配なさそうだ。戸貝さんはテントでながまっているので、男3人は外で気兼ねなく煙草を吹かして雑談タイム。
高谷池のテン場は狭いが空きがあり、我々を含めて6張り(ソロテン2張り)で静かな雰囲気。
夕方になり、野郎共もテントに入り本格的に宴会タイムに突入。8人用なのでとっちらかっても全然余裕だ!各自用意したアルコールをせっせと嗜む。「どうしてペットボトルに移し替えてこなかったの?」と小言を言っていた戸貝さんが「あらっ、このワイン美味しいわね♥」とお褒めの言葉を伊藤君に。
飲むものも飲んだので早めに就寝し明日に備える。天気もなんとか持ちそうだ。
翌朝は4時過ぎに起床、前夜の酒を反芻しつつ朝食を摂る。天気も崩れることは無さそうでどうにか5時15分にテン場を出発。天狗の庭周辺ではキヌガサ草・コバイケ草・ワタスゲ等が出迎えてくれる。
登りになると4人の足が揃いスローペースでゆっくりと登るが、松原さん「俺、ここでいいなぁ」とグズル。リーダーの伊藤君が「ダメです!みんなして行がんば!」と却下し、ノンビリと雷鳥平を通過。
木村が「前に成海さんと登った時、頂上直下の登りでグイグイ離されたんだよなぁ」と言うと、「ほんとにあの人は速かった」と一同深く納得する。7時10分に頂上に到着。隣の焼山や妙高山もバッチリと見え、これはリーダーの伊藤君が晴れ男なんだわという事となった。20分程ノンビリと過ごして下山開始。写真を撮りながらテン場に8時40分に戻ってきた。
テントをひっくり返して乾かしながらまったりとコーヒーブレイクを楽しむ♪ 日帰り隊は4時半に栄PA出発し、7時頃から登り始めるようなので途中でスライドとなるだろう。天気が続けば良いねぇと話しながら撤収に取り掛かる。
高谷池ヒュッテでトイレタイムの後、9時55分下山を開始。富士見平辺りで日帰り組とスライドかなぁと思っていたら中間地点で合流出来た。日帰り装備なので足取りも軽やかだ。「楽しんできてね」と言葉を交わし、我々はひたすら下る。
火打山はトレランでも人気があり、フッと気がつくと背後に人の気配が、道を譲ると本当に小さなパックを背負って駆け降りてゆく。毎度の事ながら、コケたりした時どうするんだろ?と思う。
12時20分黒沢橋に着き大休止。後はダラダラ木道を下る。13時15分ようやくゲートに到着。杉の沢の温泉で汗を流した後は、蕎麦を食べて一路新潟へ。
個人的にはGW以来の山行だったので、脚には辛かったが天候にも恵まれた良い山行でした。
4.報告(B隊)
山頂までいけなくても、お花が見られたらいいなと思い参加しました。天気予報がよくなかったせいか、登山者は少なめ。高谷池手前でA隊と合流しました。皆さん泊まりの大きなザックをかついで、余裕の笑顔。軽やかに下がって行かれました。高谷池から天狗の庭は見事な、お花畑!雪渓もあり、お花が生き生きしていました。特にイワイチョウ、ハクサンゴザクラはびっしり沢山。すごーいすごーいと歓声をあげながらあるきました。キヌガサソウとサンカヨウも私には眼福でした。山頂手前で足が重くなり、なかなか進まず。ザックをデポして空身でようやく到着しました。山頂はガスでした。計4万歩。約10時間の行動でした。今回高山植物を存分に楽しむことができました。誘ってくれた、佐越さん、楡井さんありがとうございました。