飯士山 負欠岩スラブ [アルパインクライミング]

1.山域・メンバー

山域・山名 湯沢・飯士山
山行内容 アルパインクライミング
メンバー L太子・吉川
天候 晴れ

2.行動記録

記録 吉川・太子
日程 2021年10 月24日(日) 0930 五十嵐口 – 1000 スラブ入口 – 1230 負欠岩 1400 – 五十嵐口 1500

3.報告

太子師匠に同行をお願いして、以前から気になっていた飯士山の負欠(おいかけ)岩スラブに行ってきました。スラブまでのアクセスは容易で、五十嵐口から尾根コース(一般登山道)を進み、尾根に乗って10分ほどで「負欠岩スラブ」と書かれた立派な看板が出てきます。そこから左に進むとすぐにスラブ基部でした。前日は雨だったので案の定濡れており、岩自体もやけにヌメる岩質で登れる状態ではありませんでした。せめて乾いている上部と負欠岩だけでも、ということでスラブの脇の藪を伝って高度を稼ぎます。少し立った岩に行き当たったところでロープを出して登攀開始。私はフォローでしたが、最初の岩はヌメって足が微妙に信じられず、緊張しました。その先のスラブはほぼ乾いていて快適でした。負欠岩基部に至る簡単なピッチは練習がてらリードさせてもらい、灌木で支点をとったりフォローを引き上げたりする良い練習になりました。負欠岩は遠目から見ると巨大で難しそうですが、カンテ上のルートは4ピンで容易に登れ、写真映え抜群です。岩の基部で大休止ののち、下山はちょっとワイルドな負欠岩コースで。前回の御神楽に引き続き、簡単なところではありますが、実践的な技術の勉強になりました。太子さんありがとうございました!(吉川)

以前から楽しみながら登れるスラブ帯であると情報は知っていた。岩原スキー場の山です、新潟の天候は雨でもとにかく湯沢方面に行ってみようと車を走らせた。湯沢では日が差していて、ゆっくりと 登山靴に履き替えた。若い女性に駄々を捏ねられると断われないのが、中年の弱みなのかな~。(太子)

スラブへの道

ヌメヌメの取り付き

少し濡れていた最初の岩

負欠岩

結構な高さなので、立つのはちょっと怖いです

昼を過ぎるとだいぶ乾きました

ルート図