谷川岳一ノ倉沢衝立岩正面壁ダイレクトカンテ[ロッククライミング]

1.山域・メンバー

山域・山名 三国山脈谷川岳一ノ倉沢 衝立岩正面壁ダイレクトカンテ
山行内容 ロッククライミング
メンバー

新潟峡彩:戸貝直樹
東京YCC:大塚氏

天候 晴れのち曇り

2.行動記録

記録 戸貝直樹
日程 谷川岳登山指導センター-一ノ倉沢出合-中央稜基部-ダイレクトカンテ取り付き-北稜-一ノ倉沢出合-谷川岳登山指導センター

3.報告

シルバーウィーク後半の3連休初日、 一日だけ空いてたので谷川岳一ノ倉沢にロッククライミングに行った。ルートは衝立岩正面壁ダイレクトカンテ、全4ピッチの人工登攀ルートである。私は人工登攀の経験は明星山の左岸稜のみで、リードに少々不安があったので全ピッチ大塚氏にお願いした。摩耗して痩せたリングボルト、楕円系のリングボルト、腐食が進んで膨張したハーケン、頭が飛んで2〜3mmの細引きが掛けてあるリングボルトなどなど、色々あったが無事に登れた。

谷川岳一ノ倉沢
一ノ倉沢本谷に雪渓無し。
テールリッジ基部
衝立岩正面壁
ダイレクトカンテの全貌
テールリッジから衝立スラブをトラバースし、アンザイレンテラスへ至る。
アプローチ
ダイレクトカンテ2ピッチ目
ダイレクトカンテ2ピッチ目
中央稜、滝沢スラブ方面の景色
ダイレクトカンテ3ピッチ目
ダイレクトカンテ3ピッチ目
ダイレクトカンテ4ピッチ目。上にリングボルトとハーケンが連打されているが右へトラバースだった。すぐ気づいて元のルートへ戻った。

下降は北稜と衝立前沢を使った。北稜下降中に少しトラブり(ロープのスタック)、登り返したりしてたらコップスラブ下部の辺りで日没を迎えた。衝立前沢でも数回懸垂があったが落ち着いて行動し、無事に一ノ倉沢出合まで戻ることができた。あと心配すべき明日、翌日に控えた沢登りをどうするかだけである。

北稜からコップスラブへ出る辺り。既に暗い。
一ノ倉沢本谷まで戻ってきた。真っ暗。