二王子岳楢ノ木沢鴨沢[沢登り]

1.山域・メンバー

山域・山名 飯豊山地 二王子岳 楢ノ木沢 鴨沢
山行内容 沢登り
メンバー 新潟峡彩山岳会:戸貝直樹
東京YCC:東山氏、大塚氏
天候 晴れ

2.行動記録

記録 戸貝直樹
日程 2019年9月7日(土)~9月8日(日)
1日目
奥胎内ヒュッテ駐車場07:50-アゲマイノカッチ09:05-楢ノ木沢-堂沢・鴨沢出合13:55-幕営地(530m地点)15:20
2日目
幕営地(530m地点)05:50-稜線(1317m地点)10:10-二王子岳山頂12:10-二王子神社15:25

3.報告

東京YCCの東山氏、大塚氏が新潟に沢登りに来るということで同行することになった。比較的簡単な沢で楽しみたいということで、場所は二王子岳楢ノ木沢鴨沢となった。7時50分奥胎内ヒュッテに車を停め出発した。
奥胎内ヒュッテの裏手から胎内川へ降り、泳いで渡渉した。渡渉した先の尾根(明瞭な踏跡有り)を登り、アゲノマイカッチを越えて楢ノ木沢へ降りた。

奥胎内ヒュッテ
奥胎内ヒュッテの裏手に胎内川への降り口あり
胎内川を渡渉。朝一の泳ぎは寒い。
アゲノマイカッチへ至る踏み跡
アゲノマイカッチから楢ノ木沢へ降りるルンゼ

アゲノマイカッチからは真南に下りる谷地形~ルンゼを降りたらすんなり楢ノ木沢にたどり着いた。ところどころゴルジュが発達した、明るくてきれいな渓相であった。 猛暑日でかなり暑かったので快適泳ぎを楽しみながらどんどん進んだ。他の記録にも書いてあったとおり、大きい滝や難しいところはなく、ロープの使用や高巻きするところはなかった。

アゲノマイカッチから降りてきたところ。
泳ぎと小滝の連続。暑いので気持ちがいい!
水中の様子。
堂沢(左)と鴨沢(右)の分岐

15時過ぎ、薪を集めやすい平地があったため、予定地点より低いがここを幕営地と決め行動終了。

ホテル鴨沢

二日目、残りの工程がそこそこ長いので3時起床、食事と準備を済ませ6時前には出発した。胸まで浸かったり、泳ぐ淵があり、朝一だと寒かった。ただ、日が差し始めたらまた暑くなり快適になった。

10時頃、主稜にあがった。GPSを確認し、二王子岳-黒石山間の登山道(廃道)を目指す。登山道の位置まで行ったが見当たらないので藪を漕ぎながら二王子岳山頂を目指した。時々登山道の残骸を見つけるがすぐに分からなくなりまた藪漕ぎとなる。4,5年前の記録だと辿れるという記述だったが、その時よりさらに自然に還っていた。

ヒキガエル君
ヒキガエル君(アップ)
ヒキガエル君(別個体)

2時間藪漕ぎし、二王子岳山頂へ到着。猛暑日だが、日曜日なのでそこそこ人がいた。濡れた服が不快なので、Tシャツ、短パン、サンダルに着替え、しばらく休んで下山した。

山頂の鐘
二王子岳山頂から見る飯豊連峰