1.山域・メンバー
山域・山名 | 鳥海山 |
山行内容 | 山スキーなど |
メンバー | 太子、戸貝、伊藤(芳) |
天候 | 快晴 |
2.行動記録
記録 | 伊藤(芳) |
日程 | 2017.5.23
6:40 祓川ヒュッテ〜8:00避難小屋〜9:40山頂手前鞍部〜10:40七高山 〜11:10新山〜11:40七高山(1時間休憩)12:40出発〜14:00祓川ヒュッテ |
3.報告
今回は太子さん、戸貝さんはスキーで、自分は通常登山。 かなり久々に県外の山!しかも百名山!
大分前に残雪の二王子を登り、足の調子は少し余裕は残っていたが、今回はそれより歩行時間は長くなるので不安はかなりあった。
現地までは車で3時間程の長距離の為、太子さんオススメの三崎海岸の公園に前泊。
国道から直ぐの海岸であるが、オススメだけあって静かなところだった。
久々のテント泊であり、太子さん、戸貝さんと鳥海山に登れるワクワクした気持ちが相まって、中々寝付く事が出来なかった。
翌朝は鳥たちの目覚ましで4時ごろ起きる事が出来た。
寝不足気味ではあるが、なぜか彼らのさえずりは心地よかった。
公園を5時ごろ出発。
1時間程で祓川ヒュッテに到着。
既に我々も合わせ10人程がいた。
やはり山スキーのメッカだけあり、自分以外は殆どスキーヤー。
今回は矢島口から山頂。
お二方は七高山までで、自分はそれと新山目指した。
鳥海山は日本海の直ぐそばにある為、快晴はあまり期待してはいなかった。
しかし、この日は快晴で山頂まで見渡せた。
自分は今までズドンと盛り上がった様な山ばかり登っていたせいか、鳥海山ののっぺりと、また広大な山容は珍しく感じた。
登山ルートは殆ど雪で、雪質はザラメ状態。
アイゼンは使わずとも登れるが、使い方を忘れない様に途中からアイゼンを着けて登った。
快晴なのでかなり暑くなると思ったが、上に上がっていけば、多少風があり、あまり汗は出なかった。
ただ、七高山手前の最後の登りはかなり汗が出るほどの急登であった。
ようやく七高山に着き、そのままザックをデポし、新山に向かった。
新山は噴火したのがハッキリ分かる程の高い岩があり、岩登りを経験してる自分はやはりあの岩を登りたい衝動に駆られた。
誰も登ってなさそうなところから登ろうと思ったが、万が一事故になったらシャレにならないので、通常の目印の付いたところから登り山頂に到着する。
帰りはお二方は当然スキーであるが、
自分は少しでも遅れをとらない様に銀マットを用意しての尻セード?を試みた。
急な斜面はそこそこいいのだが、緩やかになるとザラメの腐った雪のせいで、全く滑らない。
結局遅れをとり、所々待たせてしまった。
しかもアイゼンをザックの中ではなく、脇に刺しただけであった為、途中で落としてしまった。
小屋番の人に届け出たが、最後はお二方に迷惑を掛けてしまった。
色んな意味でいい経験をした山行であった。