【漢の合宿】飯豊連峰 西俣ノ峰~頼母木山

1.山域・メンバー

山域・山名 飯豊連峰 西俣ノ峰~頼母木山
山行内容 厳冬期登山
メンバー CL渡部さん(小国山岳会)、SL佐藤さん(長井山岳会)、笹川さん、

金田さん(長井山岳会)、曽和さん(長井山岳会)、

戸貝直樹(峡彩)

天候  2017.2.18

雪時々晴れ 夜から雪

2017.2.19

2.行動記録

記録 戸貝直樹
日程  2017.2.18(土)

梅花皮山荘出発(7:41)~民宿奥川入から入山8:17~大曲(9:07)~

十文字池(10:03)~西俣ノ峰(11:40)~枯松峰(14:02)~

幕営地決定(オオドミの一段下)(14:23

2017.2.19(日)

テント場発(8:15)~強風により山匹穴手前で敗退(9:35)~

テント場着、撤収作業(10:23)~テント場発(11:45)~

西俣ノ峰(13:50)~十文字池(14:30)~大曲(15:05)~

梅花皮山荘(16:23)

※笹川さんの記録から引用

3.報告

笹川さんからお誘いを受け飯豊連峰頼母木山に登りに行きました。初めての厳冬期の飯豊です。

土曜日朝、麓の駐車場に集合し、全体装備の割り振り、ビーコンチェック等の準備をし出発しました。

民宿奥川入さんの裏から入山しました。しばらくは急登が続きます。

出発時はパラパラと雪が降ってましたが積もる感じの雪ではなかったです。風もそんなに強くなく、西俣ノ峰の辺りから青空も見えてきました。

雪庇を避けて樹林帯沿いに進みます。

雪庇に引っ張られてできた亀裂が新雪をかぶり隠れています。何人か落ちました。私も落ちました。

交代でラッセルします。急なところは這うように登ります。

快適に登り、昼過ぎに幕営地に到着しました。テント張ったり雪のブロックを積み上げて雪壁を作ったり皆で設営作業をしました。

設営後は一つのテントに集合して夕食を食べました。生ハム入りのポテトサラダ、ワラビのつけもの、ネギたっぷりのキムチ鍋、自家製南蛮味噌、コニャック等々。21時前に就寝しました。


日曜日は一転、土曜日の深夜から強風と雪に見舞われ、朝起きたらテントの入り口が埋まってました。寝る前に笹川さん、夜中に金田さんが除雪をしてくれていたらしいのですが、それでも埋まってました。かなり降ったようです。

用を足しに手袋をしないでテントの外に出たら30秒で手の感覚がなくなりました。素手は禁物です。

朝食後、必要な装備だけ持ち山頂目指し登り始めましたが、強風により断念。幕営地に戻り撤収しました。

帰り道もやたらと雪が積もっており(登るときに設置していった旗も埋まっていた)、場所によっては腰までのラッセルで、登りよりきつかったです。

西俣ノ峰で集合写真を撮りました。

登山口近くの斜面も新たに雪崩れてました。かなり降ったんですね。

夕方、へとへとになり下山しました。

きつかった(特に下山)ですが、とても良い経験になりました。また大変楽しかったです。一緒に登った皆さん、どうもありがとうございました。また皆で厳冬期の飯豊にチャレンジしましょう。よろしくお願いします。

 

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