守門岳（大岳） [山スキー] 2010/1/30
1. 山域・メンバー
| 山域・山名 | 守門岳（大岳） |
| ルート | 二分～保久礼小屋～山頂往復 |
| 地図 | 穴沢(1/25000) |
| 山行内容 | 山スキー |
| メンバー | (L)渡辺 （峡彩山岳会） |
2. 行動記録
| 記録 | 渡辺 | |
| 日程 | 2010/01/30 曇りのち晴れ | |
| タイム | 1/30 | 二分11:10～保久礼小屋12:55～1120m 14:20－15:10～保久礼小屋15:15～二分16：20 |
報告
先週は仕事でお休みだったので2週間振りのスキー、週中は気温が上がり雨も降った事であろうが木～金と降雪も有った模様。果たしてラッセルに耐えられる体力が有るのかどうか。
保久礼小屋まで
なんて考えていたら寝坊してしまった。二分到着は十時半を過ぎる有様で、これでは先行トレースを期待をするしか無いと思っていたら、どういう訳か今日は誰も来ていなかった。この時間から単独ラッセルだと最悪のパターンで「保久礼小屋でエンド」と思うが、降雨で下地が出来ていればキビタキ小屋まで行けるかも、と気を取り直して出発する。
1番ｇｅｔ！→嬉しくない
除雪終了点から雪に上がると、前日か前々日かの歩きのトレースが判る。ラッセルは脛くらいだが、下地も有りストックが効くのでさほど苦にはならない。雪は湿り雪だが、保久礼小屋を過ぎればそれなりになるだろうと思う。
西川の橋から左折～ショートカットして、道路に出る。ここから通常は法面に取付くのであるが、積雪充分なので尾根末端から直接上がった。歩きのトレースは最短距離を行っているが、微妙なアップダウンを直進しているので自分のトレースを付ける。降雨と樹林からの落雪で下地が出来ているからどこを進んでも大差は無い。
大平集落の終端から小沢を詰めて、両端が狭まった所で左に上がる。う～む、今日もチト早かった様だ。長峰の手前で栃尾方面からの林道と出合うと、あと僅かで保久礼小屋である。この辺までは生コン雪で、帰りも楽が出来そうに無い様に思えた。
保久礼小屋～1120m
小屋上の積雪は2週間前より更に増えている模様。ここはまだ750m程度なので今週は雨があったと思うのだが。今年は長いシーズンが期待できそうである。
保久礼小屋
ここで13時、あと2時間がタイムリミットである。乾杯やらの.時間を差引くと実質1時間半でどこまで行けるか、この先のラッセル次第であった。
ここはもう1回握ったくらいでは雪玉にならない雪質なのだが、今だに足首～脛のラッセルだった。私的にはラッセルの深さはともかく、ストックがそれなり効いたのが有難い。馬の背まで来るとパウダーチックな雪に成ったが、それでも相変わらず脛を超える事は無かった。これはもういただきと、目標をキビタキ小屋から森林限界までと変える。
キビタキ小屋
キビタキ小屋も2週間前より埋まった。周りはガスの中になり、あわよくば不動平の線もあったのだが、この樹林が無くなった所で終わりと決める。時折、踏込んで靴の沈む深さが踝の下で止まる。週中のトレースを踏んでいるのかとも思ったが続くトレースが無く、そろそろ風の影響が出てきたのかと思った。
樹勢が薄くなり視界も50m、まだ風は緩いので灌木を拾えば行けない事もない条件だろうが、1120m付近で終了とする。左に赤ちゃん（というか出来たばかり）の雪庇を見つけて穴を掘る。半雪洞だがすこぶる快適である。
本日の最高点で憩う
1120m～二分
さあ、待望の滑り。さすがに1000m超なのでまともな雪の様だが。ラッセルでは助けられた「下地」の影響は如何に。
・・・・・。いまいち。藪は充分に埋まっており、表面の雪も申し分ない。自分、1～2月の山スキー経験は数える程だが、これを「そこ突き」と云うのだろうか。早起きしなかった罰なのかも知れない。
曲がるのには全く問題ないのだが、滑るだけ。ただそれだけ。3月頃の生コン雪でもないし、モナカでもない。でも登っている時にそれなりに期待していたので、滑りに関する限り今日はガッカリであった。
感想など
- 山スキー道はまだまだ遠い。幅広スキーなら楽しめたかも。(自分のはK2センター70mm)
- 山は早起きがセオリー。納得行かなければ、もう一回チャレンジも出来ます。
- 寝坊もあったけど、持ち時間一杯を山で遊べました。楽しかったです。