山梨県 竿裏峠

「田部井淳子の健康山歩き教室 2月教室の下見」

平成17年1月22日(土) 晴れ

山梨県 竿裏峠(1400m)

青梅街道、たば丹波のバス停の少し先、ガソリンスタンドの裏側から上りはじめます。街道に沿って進み、イノシシ・熊よけの囲いが施された網戸を2~3箇所開けて登っていきます。杉林の急登がはじまる頃から少しずつ積雪も多くなり、しまった!車の中に残してきたワカンジキがあればと残念に思う量になってきました。

トレースは全くなく、小さななだれの跡も幾つか見られ、膝あたりまでのツボ足で思っていたより時間がかかってしまいました。丹波は600m、竿裏峠は1400mなので800mの急登ですが、3時間も要してしまい先が思いやられる状態です。

ひ飛りゅう竜から南へ延びるミサカ尾根が竿裏峠ででんでろ天平尾根となり北に三条の湯・雲取山へと道が続いています。南側正面に大菩薩連嶺、そして富士山も眺められ、一息つくことが出来ます。下りは天平尾根を親川までと予定していたのですが、雪量も多く広く大きな尾根は、磁石片手でも道がなかなか見つけにくく、丹波天平でぎりぎりの時間となってしまい、急遽丹波に下ることにしました。カラマツ林の中を下り、そこかしこの木に布で目印を付けながら丹波小学校裏手へと下り、熊よけの金の戸を開け、やっと明かりのついた部落に着くことができました。

お教室の日まで、又雪が降ることも考えられるので、丹波へ下ろうと思います。そして、何時か芽吹きの頃に、親川より天平尾根を登ってみたいと思います。

以上

平成17年1月23日

原田