平成16年12月9日(木) 曇り
山梨県 三国山(みくにやま)(1320m)
参加者 田部井淳子、田部井政伸、原田、野村他アシスト1名 参加者38名
06:30 中央道
川越より中央道、大きく使いやすくなった談合坂サービスエリアで一休み。久しぶりの淳子先生の参加で車の中は大賑わい、山中湖はガスっていて見通しが悪く、今日のお天気が心配。
09:40 籠坂峠登山口
火山灰のザクザクした道を進む。何日か前の秋の台風で大きな木が何本か倒れて道をふさいでいた。少し遠道だが、今でないと歩けない(ヤブ山)角取山を通って行く事にした。三国山までは山梨と静岡の県境を歩く。
10:30 アザミ平
ボチボチ左手山中湖の上に富士山、石割山、御正体、右手に箱根や伊豆の山々が見えるのだが、今日は残念。このあたりはフジアザミ(山ごぼう)が9月頃一面に咲くとの事、前方に1384mの大洞山が見えてくる。ブナ・カエデの多いこのあたりは歩きやすい。落葉を踏みながら、木肌をゆっくり見て歩ける。
11:00 大洞山
大きなブナ林のこの山頂は、ここで一番高い山であるが展望もなくちょっと淋しい。ここからは、ゆるい長い下りが続く、潅木とシノ竹の広い登山道は1300mのところを歩いているとは思えないほど歩きやすい。
12:05 三国山
山梨・静岡・神奈川の三県境にあたる山頂は、広くベンチもあり、ここで昼食をとることにした。ガスが上がってきて急に寒くなる。体が冷えないように皆に注意。毛糸の帽子や襟巻き等があれば十分。
12:40 出発
北側の樹林の中、急斜面をゆっくりと三国峠へ下る。車道を横切って美しいカヤトの急な坂を登る。雨水で大きくえぐられてとても歩きにくい。
13:30 鉄砲木の頭
ちょっと北向きに傾斜した広い山頂である。天候がよければ、ここは今日一番の展望の良いところ。だけど見えない山中湖や富士山を指差してホラ ソコソコ。自分達の歩いてきた山容も少し見えて皆感激。南側の細い雑木林の中を進む。
14:20 切通し峠
人が余り入っていない静かな峠である。北へ向かう道は菰釣山へと続いている。左の道平野へ下る途中広いサッカー場があり、そこでゆっくりストレッチをして体調を整える。
15:00 バス乗場へ
サッカー場やテニスコートの脇を通り、バスが待っている所まで下る。今日は登山口が1000m、下ったところが980mと登り約400m。少しの登り下りで急登は1箇所だけ。コースは明るく道幅も広く、おしゃべり一杯の、のんびり山行であつた。春の芽咲きも素晴らしい所だと思う。
以上
平成16年11月14日 原田