1.山域・メンバー
| 山域・山名 |
岩手県 三ツ石山・宮城県 太白山 |
| 山行内容 | ハイキング |
| メンバー |
L戸貝美枝子 太子・木村・伊藤・佐越・赤沢 |
| 天候 |
2.行動記録
| 記録 | 佐越・赤沢 |
| 日程 | 2025年10月10〜13日 |
3.報告
10月10〜11日 三石山(報告 佐越)
10日19時に西野ICを出発 出発早々「俺風邪ひいたうぇ〜」と太子さんが言ったので道中の感染が心配になりマスクを着用してもらう。日付が変わる頃に岩手県に入り仮眠をする。
三ツ石山は、国定公園内の1,466mの穏やかな山で、いくつかのルートがあるが、我々は奥産道網張ゲートからの一番楽なルートを選択。駐車場が狭いらしいので4時30分に駐車場に到着。
夜明け前のまだ暗い時間、車中泊の車が数台あり静かに支度を始める。風は秋の装いで寒かった。
薄明るくなりはじめた頃、車道に沿って暫く歩くとようやく登山口に到着。熊に注意の看板を横目に太子さんを先頭につづら折りの急登をゆっくりと登っていく。
段差のある石の坂道が濡れていて時に足もとが危うい、滑ったあとがぬかるんだ道のあちこちにある、靴の泥など気にしている場合じゃない、転ばないように気を付けながら進むが、赤澤さんが転倒してしまった。途中、地熱発電と温泉の湯気や紅葉した山々を鑑賞しながら登っていく。
草紅葉の池塘の脇を通り山荘に7時頃到着 綺麗な山荘で先に2人の方が休んでいた。私達もここで冷えた体を温かい飲み物であたためてから頂上に向けて出発!
ごつごつの石や巨大な石の上を歩き8時15分に頂上に到着したが、あいにくガスって周りが見えたり見えなかったりしていた。
いつもなら頂上に長くはとどまらないが、朝早く到着したお陰で時間だけはたっぷりあるのでガスが晴れるのを待つ事にする。暫くすると待ったかいあって岩手山の美しい山容が姿を現し、それにつられて東北のたおやかな山々の姿が目の前に風に乗って現れた。秋田駒ケ岳もきれいに見え、来年はあそこに登りたいと思った。
派手な眺望や険しい峰はないが、赤や緑そして茶色に彩られながら岩々の隙間を埋め尽くす自然の景観は登ってきて良かったと思わずにはいられない。
街中では、まだ暑さの名残が続いているのに山はすでに秋が半ばを過ぎている感じがした。
たくさん写真を撮影してから山荘まで戻る、日帰り登山でこんなにゆったりするのも珍しい。
山荘で朝食兼休憩をする。ストーブの薪は持込で一晩泊まるとなるとだいぶ大量に持込しないと駄目らしい。(冬山は、あまり泊まる人もいないのかな?)
暫く休んで体も楽になり下山を開始する。9時を過ぎてきたせいかすれ違う人がかなり多くなってきた。長靴で登る年配者もいて地域の人に親しまれている山なのだと感じた。
下りは登りよりも慎重に転ばないように注意しながら下山した。赤や黄色に色づく木の葉よりも ぬかるんで滑りやすくなっている道に目がいくのは残念でしたが、無事に登山口まで降りてきた。心なしか登りより下りの方が土は乾いていた。
駐車場までの車道は黄色く紅葉した木々が両サイドを秋色に染めて楽しませてくれた。
登山の後は、網張温泉でゆっくりと身体と心をほぐした後、盛岡ICから高速に乗り南下。今夜泊まる宮城県栗原市へ移動、私が初めてこの山行に同行した時はテント泊でした。次はバンガローに、そして今回は旅館にと年々変貌しつつある。(楽してるとも言う) 小雨が降るなか16時に到着。
今回のお宿は、安くて屋根と布団と食事があればいい程度の宿と聞いていたので期待は出来ないと思っていた。ところが、このお宿小綺麗だし料理も豪華では決してないけど美味しかった。(完食)
おかみさんとご主人のおもてなしを感じることの出来る【また来たいお宿】でした。
10月12〜13日 太白山(報告 赤沢)
夜からの雨が降り止まず予定の船形山は中止となる。とりあえず雨の中、海へ向かって松島観光散策を楽しむ。その後は東日本大震災で壊滅的な被害を受けた閖上へ向かい、戸貝さん念願の「はらこ飯」を食べる。この頃になると空が明るくなってきた。
はらこ飯でパワーをチャージしたリーダー戸貝さんの「太白山行くよ!」のかけ声で急きょ山モードとなる。
太白山は標高321mの低山だが、仙台市街地から近く東北道からもよく見える。
狭い林道を車で進み生田森八幡神社の駐車場へ。鳥居をくぐりまずは中宮までの参道を歩く。雨上がりのうっそうとした道を進むと岩の急な道となり、鎖場もあったりしてまあまあの汗をかきながら登る。地元の小学生も登るとの事だが、下りを考えるとけっこう厳しいと感じる。
山頂からは仙台の街並みを、更に海も見渡すことができ、ほっと一息つく。下山は鎖につかまりながら転ばぬようにと足を運ぶ。一山歩き、いい汗かけたところで今日の宿神ケ根温泉へ向かった。
10月13日
朝食前に秋保大滝を散策し、渋滞を避け8時半には金蛇水神社へ。蛇の石にお財布をなでなでして金運祈願する。特に木村・伊藤・佐越の3人は今年2度目であり、入念にお祈りをしたようだ。
新潟への途中で小原温泉の岩風呂に寄る。かなり熱々のおもむきのある温泉でした。お昼は高畠で辛味噌ラーメンを食べ、小国経由で新潟へ帰りました。
総評
雨に降られましたが紅葉の山、温泉、食、いろいろ楽しめた東北旅でした。 赤沢
いい山いい人いい出会いの出来た山行でした。同行の皆様ありがとうございました。 佐越













