五頭山 [会山行・冬山]

1.山域・メンバー

山域・山名 五頭連峰・五頭山
山行内容 冬季一般登山
メンバー 泊り組 L木村、SL太子、戸貝、伊藤
日帰り組 L楡井、SL松原、田中、近、吉川、佐越
天候 晴れ時々曇り

2.行動記録

記録 木村
日程

2022年2月11日(金)

3.報告

当初は五頭山本峰付近で雪洞を計画していたが、雪洞未経験者の参加が無いことと、泊まり組の軟弱性が強く反映されて下山後の駐車場周辺でテント泊と大幅に縮小変更となった。

朝7:30に駐車場に集合。ほぼ満車状態で我々の車は重ねて駐車してなんとか収まった。大勢の登山者が出発して行くなかで、昨年、三国小屋から本山小屋の管理人に替わられた金子さんも上がって行った。今回は新入会員の佐越さんの歓迎山行となり、また、10人という近年にない賑やかな人数となった。やっぱり大人数だと山岳会らしい雰囲気が出るもんですね!駐車場で楡井会長の挨拶と各人自己紹介の後、ゆるゆると出発する。

 

踏み固められたトレースは滑りやすく、アイゼンの有る無しで大分違う。楡井さんが砂越さんに樹木の種類をレクチャーしながら登って行く。ゆったりしたパーティー行動なので、後続登山者に道を譲るが、迷彩色のウエアとザックで苦しそうに上がって行く若者一人。聞くと25kgの重さでトレーニング山行との事。こういう若者に入会してもらいたいと思う。

更に軽装だが、やけに難儀している若者一人。よく見ると、ストックにラッセルリングが無く、雪にスポスポと潜りストックの用をなしていないのだ!いろんな人がいるもんだ。

7合目で大休止の後、再びゆっくりと進み三の峰に到着。雪も例年より多いようなので、全員ワカンを装着しようという事になった。トレース外をワッシワッシと元気一杯に進んでいた吉川さんにも「パーティー行動だからワカンしないと罰金10万じゃ!」と言うと渋々装着する。そして再びトレース外に元気に踏み出して行く!

  

天候は薄曇りで時折ガスがあるが、新潟市内は晴れているようだ。二の峰を越えて一の峰に11時ちょいに到着。本峰までは「まぁいっか!」という事になり、一の峰手前の鞍部に雪をならしてベンチを作りランチタイムとする。各自様々なお昼で、楡井さんはお手製の鮭雑炊をうんまげにすする。一番元気な吉川さんは、野菜をたっぷりと入れたラーメンになんとチャーシューも5枚! 「1枚くれ」と言うとにべもなく断られてしまった。

 

1時過ぎに下山を開始し、3時に駐車場に到着。佐越さんに感想を聞くと、「冬五頭は来たことが無かったので良かったです」とても満足そうで一安心。下山組を見送った根性無し4人組は脇の雪面にテントを張り、焚火でごっつぉを食べて飲んで自堕落な一夜を過ごして翌朝解散しました。
久々の山岳会らしい山行に満足、満足。