1.山域・メンバー
山域・山名 | 八ヶ岳連峰 裏同心ルンゼ、阿弥陀岳北西稜 |
山行内容 | アイスクライミング、ロッククライミング |
メンバー | 新潟峡彩山岳会:戸貝直樹、吉川、伊藤芳弘 東京YCC:切嶋、中島、金崎、鈴木、他1名 その他:笹川 |
天候 | 晴れ |
2.行動記録
記録 | 戸貝直樹 |
日程 | 2019年11月7日(土) 美濃戸山荘0730-赤岳鉱泉1030-裏同心ルンゼ(F2まで)-赤岳鉱泉1700 2019年11月8日(日) 赤岳鉱泉-行者小屋-阿弥陀岳北西稜-阿弥陀岳山頂-中岳のコル-行者小屋-赤岳鉱泉-美濃戸山荘 |
3.報告
東京YCCの金崎氏から「赤岳鉱泉で宴会しよう!」とお誘いがあり、新人の冬山デビューにもちょうど良いので八ヶ岳に行ってアイスクライミングとアルパインクライミングをすることにした。
1日目 裏同心ルンゼ(F2まで)
美濃戸口から美濃戸山荘へ至る林道は、積雪および凍結がなくて問題なく車で登れた。美濃戸山荘のところの駐車場は半分ぐらい空いていた。アイスキャンディがまだ登れる状態じゃないため登山客は少ないらしい。東京組と合流して荷物を分けて出発。赤岳鉱泉まで二時間弱歩いた。
幕営した後、準備をして裏同心ルンゼへ。F1に15人ぐらいいた。今まで何回か来てるが雪で埋まっているときばかりだったので、いつもより3mぐらい高いように感じた。私がリードで登り、続いて吉川さん、伊藤さん、笹川さんも登る。
吉川さんが初めてのアイスクライミングと言うことで、上まで詰めず、F2で止めることにした。後続パーティには先に行ってもらった。伊藤さんがリードしたことないとのことなので挑戦してもらった。一人1,2回登って日没が近づいてきたので撤収した。
赤岳鉱泉のテントに戻ると東京組が戻ってきて調理中。荷物を片付けて宴会開始。中島さんが明日、阿弥陀岳北西稜を登るパートナー募集中ということでそっちのプランに乗ることにした。結局21時ぐらいまで飲んだ。
2日目 阿弥陀岳北西稜
中島氏と組んで阿弥陀岳北西稜を登ることにした。行者小屋から南沢の登山道を少し下り、登山道を外れてアプローチするが、踏み跡が見当たらず迷った。尾根上は藪が濃いため、尾根に向かって左側の斜面を登って行ったが、しばらく進んで崖になったので藪を漕いで尾根に上がったら明瞭な踏み跡を発見。はじめから藪を漕いで尾根を進んだほうがよかったかもしれない。リードフォローで登ったのは第二岩壁含め3ピッチ。第二岩壁はA1だが、ハンガーボルトがいくつか打ってあり安心感があった。第二岩壁を過ぎたら簡単な雪の斜面になり消化試合だった。