谷川岳幽ノ沢V字状岩壁右ルート[ロッククライミング]

1.山域・メンバー

山域・山名 三国山脈 谷川岳 幽ノ沢 V字状岩壁右ルート
山行内容 ロッククライミング
メンバー 新潟峡彩山岳会:戸貝直樹
東京YCC:船山氏
杉並区勤労者山岳会:市川氏
天候 晴れ

2.行動記録

記録 戸貝直樹
日程 2019年11月2日(土)
谷川岳登山指導センター-幽ノ沢出合0600-V字状岩壁右ルート登攀-中芝新道-芝倉沢出合1600-谷川岳登山指導センター1730

3.報告

谷川岳幽ノ沢V字状岩壁右ルートを登りに行った。パーティ分けは当日の朝行ない、船山氏・市川氏・戸貝の3人パーティとなった。
幽ノ沢のアプローチでツルツルの滑滝を登るところが何箇所もあり、そこが難しかった。フィックスロープが張ってあり、使ったが、それが無かったらもっと難しかったと思われる。
要スラブから始まる V字状岩壁右ルートはそんなに難しくなく気持ちよく登れた。
最後は草付を進み堅炭尾根の中芝新道へ出るが、岩壁から笹藪へと移る辺りは、短い笹や草が貧弱な根で岩に張り付いてる状態で、少し引っ張ると抜けてしまい、プロテクションもとりづらいこともあり少し難しかった。
堅炭尾根に上がると明瞭な中芝新道があり、快適に下山できた。ただ、歩きでの下山なので結構時間がかかり、一ノ倉沢出合を過ぎた辺りで日没を迎えた。
当初予定では、下山したらそのまま山梨県の瑞牆山へ移動する予定であったが、結構くたびれたので、湯桧曾川沿いでキャンプをして寝た。

幽ノ沢。ツルツルの滑滝が続く。
フィックスロープがあって助かる。
同箇所を上から望む。落ちると滝壺。
カールボーデンに出たところで朝日が昇った。暖かい。
カールボーデンで休憩&オブザベーション。
カールボーデンの上部。テールリッジよりちょっと難しいぐらい。先行パーティもいて急ぐ必要がないのでロープ出した。
ルートの取り付きである「要スラブ」へ至るため、2ピッチトラバースする。
V字状岩壁右ルート1ピッチ目。ビレイヤーがいるところが要テラス。
堅炭尾根より望む芝倉岳
堅炭尾根の中芝新道。明瞭な登山道だった。