1.山域・メンバー
山域・山名 | 八海山 |
山行内容 | ハイキング |
メンバー | L成海、小根山、近、吉川 |
天候 | くもり時々雨 |
2.行動記録
記録 | 吉川 |
日程 |
2019年10月20日 0800 屏風道登山口 – 1200 千本檜小屋 1330 – ロープウェー山頂駅 1500 |
3.報告
9月の三国岳集中山行で通過した剣ヶ峰の岩場が面白かったので、その帰り道に成海会長と「行ってみたい岩山」の話をしていたところ、八海山・屏風道への山行が実現しました。このコースは鎖場が連続して危険なため、八海山の登山道の中で唯一下山禁止となっているコースです。
山行当日、関越道を南下しているとフロントガラスには雨がポツポツ。予報は晴れでしたが、登山口に到着しても雨のまま。30分ほど車中で待機していたら雨が弱まってきたので、車を降りようとしたところ、地面に足をついた10cm先にウン○が! しかもよくよく見ると絵に描いたような立派すぎる巻き○ソ💩です。あんまりにも見事なので、女子3人で写真に収めるかどうかしばし審議。いやでもスマホにウ○コの写真は女子として流石にどうなん??人間のかもしれないし??ということで、後ろ髪引かれる思いで(?)登山口を出発しました。
さて、屏風道は開始直後に沢を渡渉する場所があり、増水している場合にはカゴを利用します。この日は前日までの雨で渡れそうにもなかったので、1人ずつカゴで渡りました。「イヤーッ!傾く!」「こわい!」「ロープで股が擦れる〜」などなどアトラクションのように騒ぎながら、楽しい出だしとなりました。
3合目までは時々沢を渡渉しながらゆるい樹林帯を歩きます。その後は細い尾根に乗り、岩場が連続する区間になるため、ヘルメットを装着して登りました。岩場自体の難易度は高くなく、樹林に囲まれているため高度感もさほどありません。ただし、前評判で聞いていたほど鎖の数は多くなかった(鎖が設置してあったのは岩場の半分ぐらいでしょうか)印象です。雨で濡れていたため少し滑る箇所もありました。また、1350m付近のへつり道の後、沢型に1度入って20mほど登ったのちに再びトラバースに移る箇所は、漫然と歩いていると迷いやすそうでした。
霧に包まれて幻想的な紅葉を楽しみながら登り、斜度が緩んでくるともう千本檜小屋の直下です。ここで成海さんが体調悪くなり、大休止。気温が低い中、樹木についた雨水を浴び続けてずぶ濡れになっていたためか震えが止まらず、小根山さんと近さんがありったけの衣類やカイロで手当てをしてくださいました。雨でズルズル滑る岩場に士気も下がっていたので、この段階で当初予定していた八ツ峰〜新開道での下山は中止とし、ロープウェーコースでゆっくり下山することにしました。
この日、屏風道では誰ともすれ違いませんでしたが、千本檜小屋に着くとロープウェーコースから登ってきた人たちで満員でした。片隅におじゃましてストーブで暖をとりながら昼食を食べ、十分に休息を取ってから下山しました。女人堂付近からは徐々に太陽が復活し、紅葉や草紅葉がとても綺麗でした。ロープウェー駅からは車道を通って屏風道登山口へ、およそ40分の歩き。下山後はさくり温泉で温まり、魚沼のお酒を仕入れて新潟市へ戻りました。
*今回、不注意で数回小石を落としてしまい、うち1回は近さんの側頭部に当たってしまいました(申し訳ありませんでした)。幸いけがはなかったとのことですが、足元には十分注意し、後続に配慮した歩き方を心がけたいと思います。