駆け抜ける飯豊山

1.山域・メンバー

山域・山名 飯豊連峰 飯豊山
山行内容 ハイキング
メンバー 戸貝直樹
天候 曇りのち雨

2.行動記録

記録 戸貝直樹
日程 2018年9月29日(土)

登山口0930-横峰1040-三国小屋1130-種蒔山1210-切合小屋1220-草履塚1255-本山小屋1340-飯豊山1355

-本山小屋1415-草履塚1455-切合小屋1515-種蒔山1530-三国小屋1615-横峰1710-登山口1810

3.報告

この土日はヨルダン遠征メンバーと足尾で久しぶりに集まってクライミングをして過ごす予定だったが、土曜日は雨予報で日曜日は台風24号も来る予定と、なんとも言えない天気予報なので中止になった。何もしないのもあれなので、トレーニングがてら日帰りで飯豊本山に登ることにした。身体に負荷をかけるためにできるだけ早く行動することとし、荷物は軽くした。

荷物はダウンジャケット、レインウェア、水筒1L、プラティパス2L、服、アプローチシューズ、ツェルト、コンパクトデジタルカメラ、行動食、25Lザック

7時登り開始の予定だったが、朝良く寝てしまい、9時半登り開始になった。登りはじめはペースがよく、軽いジョギング程度の速度で歩き始めた。

峰秀清水

剣ヶ峰。岩場は脚を休ませるためになるべく腕力で登る。

剣ヶ峰を振り返る

三国小屋を過ぎたら比較的なだらかになったのでかなりいいペースで走った。早く進む分、ポカリスエットもかなり飲んで無くなった。補充しようと思ったら粉を忘れていることに気づいた。この後から真水で過ごすことになった。しばらく進むと山形県側からヘリコプターが上がってきた。この先にけが人がいるらしい。

山形県消防防災ヘリコプター「もがみ」

切合小屋に着くと、救助隊隊員2名がヘリから降りてきていてけが人をホイストするところだった。収容の間、小屋の中にいるよう言われたので救助現場を見守りつつ小屋内で10分ほど休憩した。このあたりからふくらはぎが攣り始めた。

収容完了したところ

草履塚南東側の斜面の様子

切合小屋を過ぎて、草履塚手前の辺りからふくらはぎだけでなく、腿の外側、内側、股の内側の順番で攣っている箇所が増えてきてかなりペースが落ちてきた。ポカリスエットが無くなってから攣り始めたので、ミネラルの不足が原因と思われる。

草履塚の辺りから山頂方面を望む

草履塚のお地蔵さん

御前坂。これが最後の急登。

振り返って御前坂前の岩稜

御前坂を登りはじめたら、攣りがひどく動けなくなった。しばらく休んだ。

本山小屋から山頂方面を望む。

飯豊山山頂

山頂で大日岳方面をバックに記念撮影。指先が痺れるぐらい寒い。

下る前に本山小屋の軒下で、ドライフルーツとエナジーバーを食べた。結構疲れているらしく、食べたら気持ち悪くなってきた。時間も無いので我慢して降り始めた。降りている最中から雨が降り始めた。寒いし気持ち悪いのでなるべく早く歩いた。

草履塚の辺りから山頂方面を望む。

ミズナラのどんぐり

樹林帯に入ったところで日没を迎えた。ヘッドライトを取り出し歩いた。18:00ぐらいに車に着いた。

結局暗くなった。

林道にやたらとヒキガエルがいた。

まとめ

こまめに水分補給をし、いつもの脱水症状にはならなかったが、ポカリスエットが切れたことで脚が攣った。ミネラル分も十分に摂る必要性を再確認した。日帰りの飯豊本山ということで、登り4時間半、下り4時間の計8時間半の行動でそこそこタフな山行となった。トレーニングとしては充実の内容だが、景色が良いので日帰りは少しもったいないと思った。