1. 山域・メンバー
山域・山名 | 焼石岳・栗駒山 |
山行内容 | 尾根 |
メンバー | L.成海 原田 戸貝 伊藤実 内山 |
2. 行動記録
記録 | 内山 | |
日程 | 2011/10/8-10 | |
タイム | 10/8 | <移動日>13:00新潟市出発―18:45奥州市つぶ沼キャンプ場(焼石山麓) |
10/9 | <焼石岳登山> 6:00キャンプ場出発―6:30中沼登山口…6:45出発…7:25中沼…8:55銀明水…11:00焼石岳山頂…11:50下山…13:15銀明水小屋…15:10中沼登山口…15:20夏油温泉へ・入浴・戻り―19:00つぶ沼キャンプ場 | |
10/10 | <栗駒山登山> 5:50キャンプ場出発―7:00須川高原登山口…7:20出発…8:10昭和湖…9:00天狗平…9:30栗駒山山頂…10:15下山…10:50産沼…11:40分岐…12:00登山口 |
報告
焼石岳(1548m)
中沼登山口までの林道は先月開通したばかり。急な坂のある長いダート道を25分走り、黒色の車が泥のはね上げで見るも無残なことに。登山口の駐車場はトイレ付で車は20数台いました。
出発直後、登山道が冠水していてうっかりするとずぶずぶいきます。雑木林から細いブナ林を経て中沼へ。沼というよりは湖、朝の光で水面が輝き、なかなか風光明媚なところです。中沼の周りは木道になっていてやや滑りやすく要注意。その後も上沼や山頂直下には泉水沼と、水と非常に親密な登山道でした。沼のち湿原ときどき沢でまた湿原、の繰り返しが印象的でした。靴とズボンの裾が泥だらけになるのも仕方ありません。
地元の人から春は山頂直下の広い平らな所がハクサンイチゲで覆われると聞き、さぞ素晴らしいだろうと思いました。
山頂は広く稜線の山々はどれもゆったりと穏やかな山容です。山頂から見た泉水沼はハート形をしていて何だか嬉しくなります。風除けに一段下り岩かげでお昼にしました。下山も木道でつるっと行きそうになるので慌てずのんびり下りました。1日良いお天気で風も心地良く、秋の色の山を存分に楽しみました。下山後は夏油温泉へ向かいました。山あいの長いくねくね道の奥の、本当に秘湯でした。
栗駒山(1627m)
雲が多めなものの晴れ。須川高原は岩手・秋田県境でずい分遠くまで来たものです。
朝早いのに標高1000メートル以上の高原駐車場は車がいっぱい。そしてすでに紅葉が真っ盛り。赤も黄も緑もそれぞれが競うはっきりした美しい紅葉です。さすがに風が冷たく身支度を整えてから出発します。
出だしはハイキングコースが色々あり少し混乱しました。蒸気の出る岩に触ったり、尾瀬のような広い湿原の木道歩きがあったり、楽しいのですが人が多いこと。
所どころ硫黄臭がして温泉気分。紅葉の中にそこだけネズミ色の地獄谷を横手に見ながら、整備された階段を登りきると昭和湖があり一息。山頂までのルートのほぼ中間地点になります。白っぽい湖と岩山と紅葉のコントラストが美しいけれど風が寒くて長居できず。
山頂はまだ遠くに見えましたが、ルートが直登なので一歩一歩近づいて行くのが分かりました。稜線に出てからも奇岩があったり火山は面白いです。
山頂は広く、人が入れ替わり立ち替わり。下山は自然観察路の別ルートをとりましたが若干長いせいか人は少なく、また違う景色を見られてとても良かったです。
正午に下山し、栗駒山荘で入浴してから一般道を走り、東北道一ノ関ICが15時前。高速道路の渋滞で21時にやっと新潟に着きました。