1. 山域・メンバー
山域・山名 | 安達太良山 |
ルート | 塩沢スキー場駐車場から湯川(霧降の滝まで)遡行して往復 |
地図 | 安達太良山(1/25000) |
山行内容 | 沢登り |
メンバー | (L)都丸、渡辺、戸貝、高橋(俊)(峡彩山岳会) |
2. 行動記録
記録 | 都丸 | |
日程 | 2009/6/14 曇り時々雨のち晴れ | |
タイム | 6/14 | 塩沢スキー場駐車場8:00~霧降の滝11:05~八幡滝11:20-12:10~塩沢スキー場駐車場13:00 |
報告
【総評】序盤は平凡。中盤からは見栄えのする滝や長いナメ床が続き気持ちの良い沢だ。深い森に囲まれ潤いのある沢という印象だった。遡行時間は短い。登山道が近いのでエスケープしやすく、主要な滝には巻き道もついている。初心者を連れてくるにはちょうど良いだろう。
森の中のナメの沢
新潟に転勤で他会から移籍してきた高橋さんを迎えて安達太良の沢を訪れた。私以外はシーズン最初の沢でブランクが長い人もいた。よって軽めの沢が良さそうと判断し、自分も未経験だったメジャールート・湯川にさせてもらった。
塩沢スキー場手前の登山者用駐車場に車を置き、橋からすぐに入渓した。序盤は退屈なゴーロが続くので、やはり登山道が横断する地点から入渓した方がいいようだ。沢は朝からガスの中で少々冷える。5m滝が2つほどあり難なく通過した。
ようやく陽射しが見え隠れするようになったころ、三階滝がいきなりその姿をあらわす。1段目は左壁をノーザイルで登る。2段目は左右両方からいけるようだ。先行パーティーが登っていた右壁を高橋、渡辺と続いて登る。ちょっとバランスが必要のようなので上からロープを投げてもらう。ここは最初からロープを出した方が良さそうだ。3段目も一応ロープを出し、私がリードさせてもらう。ホールドは豊富だが一歩が大きい。
滝上は明るいナメと落ち込みが続き美しい部分だ。思い思いの場所を歩く。左を見上げれば屏風岩がのしかかってくる。
ナメをすたすた歩いていくとあっという間に八幡滝に着いた。先行していた2人と軽く話をする。八幡滝を右から越えると傾斜の強いナメが駆け上がっている。ここも綺麗な場所だがいきなり強い雨が降り出してきた。雨具を着て遡行は続行。少し水が濁ったあたりで雨脚は弱まり次第に収まった。ナメは中の滝まで続く。中の滝は滑るので注意して登りたい。左岸に巻き道もある。滝上から続くナメの奥に掛かる霧降の滝を眺めて遡行は終了。旧登山道を使って八幡滝まで戻り大休止を取る。
駐車場までのへつり道は1時間程度、凹凸が少なく歩きやすかった。