五頭／安野川小倉沢ニノ峰沢 [沢登り] 2009/4/291. 山域・メンバー
| 山域・山名 | 五頭山 |
| ルート | どんぐりの森から小倉沢～ニノ峰沢を遡行して三ノ峰避難小屋まで往復 |
| 地図 | 出湯(1/25000) |
| 山行内容 | 沢登り |
| メンバー | (L)都丸 （峡彩山岳会） |
2. 行動記録
| 記録 | 都丸 | |
| 日程 | 2009/4/29 曇り後晴れ | |
| タイム | 4/29 | どんぐりの森駐車場7:00～ニノ峰沢出合8:35～三ノ峰避難小屋10:00-10:40～駐車場11:30 |
| ルート | ||
報告
【総評】小倉沢は五頭の入門的な沢で入渓者は比較的多い。本流を忠実に詰めれば水場に出てヤブ漕ぎもなく楽、なのだが今回は目先を変えて支流・二ノ峰沢を詰めた。大きい滝はないものの、出合から手頃な小滝が連続して十分に楽しめる。トレーニング目的ならこちらの方が良さそうだ。初級者向け。
小倉沢遡行
7時過ぎにどんぐりの森キャンプ場を通過、すぐに入渓すれば金剛の滝の下に出られる。今回はそのまま踏み跡を行く。5m滝（布引滝）の巻き道に合流して滝の上に降りた。なお落ち口へは鎖とはしごが掛かっているが、鎖を掛けていた木が枯れて今にも折れそうな具合になっていた。よってなるべく鎖に触らずに降りる。
5mCS滝
3段15m滝
曇り空で景色はぱっとしないのでさっさと歩く。5mCS滝は序盤の見せ場といえる場所。淵の水中にスタンスが繋がっているのでへつっていける。しかしここから先はまともに水を浴びてしまう。頭上から裾から、雪解けを含む冷水が無慈悲に注ぎ肌を潤す。しばしの滝行を終えてすっかり体が冷えてしまった。
3段の滝はさっさと右岸を巻く。もう水浴びはしたくない。5m滝の滝上でニノ峰沢が合流している。
登れる小滝の連続、二ノ峰沢
二ノ峰沢出合
狭い谷筋
3段15m滝
5m滝
出合の小滝を左から登ろうとすると、ホールドにしようとつかんだ石がボロっと剥がれてケチがつく。出だしからちょっと手ごわいか。ニノ峰沢は大きな滝はないものの、5m位までの手頃な小滝が次々と現れる。谷筋は全般に狭い。滝はのっぺりした壁に細かいホールドを探すといったものが多く結構楽しめる。沢中の雪はほとんど融けていた。菱ヶ岳方面の北側斜面の沢は雪渓が続いているようで、消えるにはもう少し時間がかかるだろう。
鞍部を目指して左よりに進む。源頭から5分ほど薄い藪を漕ぐと三ノ峰避難小屋に近い登山道に出た。小屋隣の雪上で少し休んでいる間にも登山者が次々通過していった。どんぐりの森までは１時間足らず、中間部から下はウッドチップの道が整備されて歩きやすかった。