1、日程
2002.3.17(日)
2、メンバー
L伊藤、坂井、菊谷
3、登山状況
朝霧も晴れて太陽が顔を出し始めた頃、芝倉の上田さん宅へ声を掛けるが、留守の様子、2匹の猟犬の追いたてられながら出発。林道の雪は落ち込む所もあったが、概ねあまり沈まない、右へのS字の登りを越え、橋を渡って3つ目の沢を過ぎ、送電線鉄塔の根元から左の尾根に取りついた、斜面の雪は案外しっかりとしており壷足で快調に進む、山頂近くの尾根上で一息ついていると対面の山に、一泊隊の姿を発見し安堵、エール交歓の後、山頂へ向かった。土地倉山頂(925m)へは歩き始めてから3時間であった。天気は最高なれども景色は木々の間から会越国境の山並みが見える程度、これからもっと挑戦し入り込みたい地域を見据えた。引き返すと黄色いヤッケの成海隊長そして、内山・阿達さんが杉の間から現れた。車座になって乾杯をしたが、一泊隊の豊富な食料に圧倒され、逆にすっかりご馳走になってしまった。そのまま下る一泊隊と別れ金凍山へ向かった。円周上を左回りに歩く形であったが、両側に切れ落ちた雪面には、所々に亀裂が見られ気を引き締め足元の安全に気を配った。 金凍山(924.5m)からの景色も土地倉山からのそれと大差無いが、振り返ると御神楽岳が見えた。林道への下降ルートは少し右寄りの急斜面としたが、雪が濡れザラメのざくざくであり、雪崩に注意しながら雪面を横切らないように下った。 上田さん宅で挨拶を済ませ、車に乗ったら雨がパラッと来た。
(記:菊谷)