五頭連山 小倉沢ハゲ沢[沢登り]

1.山域・メンバー

山域・山名 五頭連山 小倉沢ハゲ沢
山行内容 沢登り
メンバー 太子 伊藤芳
天候 晴れ

2.行動記録

記録 伊藤芳
日程 2020年8月18日(火)
三ノ峰登山口脇から入渓7:50-龍神清水12:20-三ノ峰登山口14:35

3.報告

今回は先にある楢ノ木沢の本番前のトレーニングとして簡単な沢にした。
とはいえまだ、行ったことは無く未知ではあるが、調べたところ、沢の入門コースでそれほど難しく無いので選んでみた。
三ノ峰登山口脇のところから少し沢に向かって行くとすぐに入渓できた。
鉄梯子もあり、多くの人が入っているがわかる。その先はすぐに金剛ノ滝が現れる。

今回登れればここも登るつもりでいたが、前日に雨が降ったせいなのか、今年の長雨のせいなのか、水量が多くて登るのを諦め、左岸のルンゼを高巻き、そこから懸垂(ぴったり15m)し、滝の上部に下りた。

暫くは幾つか小滝(4m程)を登って行く。
ほとんど花崗岩のため、水の中でもフリクションが効き、階段状のところも多いのでフリーで快適に登れる。

途中にCS滝が現れる。
伊藤リードでCS直下から登り始め、滝側に向かって登っていく。
水量が多い為か足場よく見ない。
残置シュリンゲがあったが、古く信用ならないので、ホールド、スタンスを手で探りながら登った。

CS滝を越えてすぐにシャワー状の滝から虹が出ていたので、記念に一枚。

写真は無いがこの後も小滝が幾つかあり、途中で15m程の五段程の滝が見えてくる。伊藤リードで途中の岩の割れ目にハーケンを打ち、スリングを付けて、足掛にして登った。

その先の滝は太子さんがリードで手や足掛かりは無いので右岸を巻き上がった。
そこで太子に支点構築してもらい、伊藤がフォローで登ってみたが、ホールドが全くなくツルツル。
やむなく引き上げてもらった。

途中に単独行者に遭遇(どうやって遡行してきたのだろう?)

その後は20m程の階段状の滝を伊藤リードで登り上げ、あとは龍神清水まで行って終了。

初級の沢だけあっていいトレーニングになった。ロープを出すところは数カ所だけで、危なければ高巻きもできる。
水量が多いと若干難易度は上がるようにも思うところはある。
深い釜は少く感じたので、失敗は出来ないとこでもあると思った。(どこでも失敗はできないが)
機会があれば金剛ノ滝に登ってみようと思った山行だった。