岩登り講習会 [クライミング]

1.山域・メンバー

山域・山名 杉滝岩
山行内容 講習(クライミング)
メンバー 太子、田中夫妻、吉川
天候 晴れ 時々雨

2.行動記録

記録 吉川
日程 10/6

3.報告

 新潟県山岳協会主催の岩登り講習会に参加しました(太子さんはモチロン受講生ではなく、講師としての参加です)。8時前に岩場前の東屋で受付をすませると間もなく開会式が行われ、講習の趣旨説明と近年の杉滝岩における事故事例の紹介などを受けました。その後、1年ぶりのクライミングという田中さん(奥さん)は初心者コース、懸垂下降の経験がある田中さん(旦那さん)と私は中級コースに分かれて講習を受けました。受講生は全部で20数名いたでしょうか、大変賑やかな講習会でした。

午前は登っていて暑いくらいのお天気

 中級コースではまず応用的なロープワークや支点における荷重分散(1/2〜3/4の間だけ可動の半流動分散などやや応用的な内容も教えてもらいました)、懸垂におけるバックアップについて説明を受けました。その後はスラブを全員2ピッチ登り、先に受けた説明を復習しながら懸垂下降の練習をしました。

終了点でニッコリ

 午後はナチュラルプロテクション(ナッツ・カム)と人工登攀(アブミ)の講習と練習。ナッツは、本当にこんなものに体重を預けて大丈夫…?とちょっと不安になりましたが、決まってしまえばなんのその。カムはルンゼのルートで使用しましたが、割れ目の大きさに合うサイズを一発で選ぶのがなかなか難しかったです。最後のアブミに至っては田中さんも私も2回ほど掛けかえたのみでギブアップ。「命」のポーズだよ〜と教えてもらいましたが、コツがつかめないうちに体力消耗してしまったのが残念です。

アブミ登攀

 普段インドアで練習していることが多い私にとって、今回の講習会では実践的な内容を学ぶことができ大変良かったと思います。このような講習会に参加してクライミング技術・知識の引き出しを増やすことが重要だと感じたことも、大きな収穫でした。

講習終了後、各々自由に課題を登りました(スリラー)

*今回の講習は会から補助をいただき、参加しました。ありがとうございました!