飯豊・頼母木山

ワタクニ@峡彩です。4/30日に頼母木山へ行きました。

 先週、1か月振りの山で鳥海山に行けたので、体力作りの第2段で頼母木山を目指した。昨年も出掛けたがガスられて頼母木平で中退であった。飯豊山荘への除雪状況も気掛かりだったので、観察したい。

 奥川入荘を通過して西俣尾根に取付く。相変わらずの急登、兼用靴では辛い登りが続く。大曲りを過ぎて一息、雪も出て来るが十文字池を過ぎるまでは切れ切れであった。

 

1、十文字池から本山

 十文字池からスキーを装着、重荷から解放された。雪は繋がっているが部分的には微妙な箇所が有り、連休後半にはスキーを脱ぐ場面もあろう。

 

2、西俣峰から頼母木山

 西俣峰で杁差とご対面、ここから東俣沢に降りて杁差岳を目指して往復するコースも有ると云う。次回はトライしたい物だ。西俣稜線の雪付きはまずまず、頼母木山はまだ遠いが大ドミを過ぎれば時間が解決するだろう。

 

3 、町道の状況

4、町道の状況(拡大)

 除雪はモルタル吹付けを過ぎている模様、上流にデブリが沢床まで達している場所が見えるが、この様子なら連休後半に石転びも有りかも。

5、稜線の樹間から杁差と鉾立 

 西俣峰から暫くシールで行くが雪が切れたので担ぐ。樹間から杁差と鉾立の雄姿が見える。枯松峰の登りからスキーを履くが、山頂からは再び担ぎ、大ドミで三度スキーを付けて三匹穴の登りに掛かる。風が出て来たのでジャケットを着ける。頼母木平は雪が付いて無く一旦スキーを外す。もう杁差も指呼の先だ。

6、杁差&鉾立

 ここに来るまでも景色を堪能したが、山頂は更なる別世界が待っていた。杁差&鉾立のコラボ、二王子東面の有りえない雪量、重厚な地神山、ここで乾杯して至福の景観を味わう。

7、地神山

8、二王子東面

 既に気温は高く帰路はグサ雪の滑り、大ドミからは1時間の担ぎだし西俣峰からは縦溝斜面と、滑りが目的ならお勧めは出来ないコースだ。でも他の山域には無い何かが有る、歩いて歩いてまともな滑れるのは15分、と云うのも飯豊なんだと思う。