20081004オンベ松尾根~大日岳

1 山域 メンバー
飯豊 大日岳 粟さん tamoさん コンちゃん 孫さん ハイジさん 綴さん koizumiさん kenroku MH 桃パパ
2 行動記録
05:52登山口(590)~06:00アシ沢の橋(590)~07:14月心清水(1110)~07:30尾根合わさる(1160)~08:33~46一服平(1550)~09:30櫛が峰鞍部(1820)~10:07牛首山(1950)~10:46牛首鞍部(1890)~11:35~12:10大日岳(2130)~12:52牛首鞍部(1890)~13:29牛首山(1950)~13:50櫛が峰鞍部(1820)~14:30一服平(1550)~15:20支尾根に入る(1160)~15:25月心清水(1110)~16:13アシ沢の橋(590)~16:18登山口(590)

3 報告
月が細く、星がきれいな夜だった。

 

湯の島小屋に泊まり、登山口(590)から広いブナ林に入る。登山口から740mまでは、地形図の道形と異なっている。すぐに沢筋の巻道になりアシ 沢の橋を渡る(590)。この先、地形図では斜面に見えるが、最初は、ごく細い急な尾根だ。650m付近で地形が緩み、670mで尾根に乗る。適度な斜度 でとても歩きやすい。途中で右手の斜面がガサッといい、ブルルルという低い音が響く。音は何度か続いたが、やがて遠ざかる。左手に幕営一張り分のスペース があり、すぐ上が月心清水だった(1110)。休んでいると、tamoさん、粟さんが来た。この先ロープの下がる急登になり、すぐに南西からの尾根が合わ さる。西側に下のアシ沢が美しい(1160)。この先尾根西側が裸地化している箇所がいくつかある。いずれもロープが付けられているが、こういうところで 体重70㎏=バランスの悪さを実感する。1400m位からガスに入り、休んでいると、tamoさん、粟さん、コンちゃん、孫さんが次々と抜いていく。 1480m付近の滑りやすい急登はロープが付けられている。急な尾根と聞いていたが、ここと月心清水の上とアシ沢の上以外は、普通に感じた。一服平 (1550)に上がるとtamoさん達が待っていてくれた。この時おいしそうなピールを勧めてくれたが、断ったのは失敗だった。この先、斜度は程々だが草 付の微妙に巻気味の道となり、東側に落ちないよう気を付けた。草被りの多いところがわずかにあった。櫛が峰鞍部(1820)に上がると西側から風が出てき て、寒くなった。ヤマハハコの名残が一杯あった。あまり歩かれていない、柔らかみの残る登路を、手袋をはめて歩いた。這い松の新芽の感じとか、カムエクの 稜線を思い出した。牛首山の標柱近くで振り向くとガスが切れ、kenrokuさんが駆けて来るのが見えた。牛首山(1950)の標柱で孫さんと話している とkenrokuさんが追いついた。この先登りなので、牛首鞍部(1890)でパンを食べていると、kenrokuさんとMHさんが抜いていった。この先 地形図と異なり、東側を巻きながら斜上していく。東側に落ちないようゆっくり歩く。足の調子の悪い孫さんとしばらく歩き、11:00、1950付近でコン ちゃんへの伝言を預かり先に行く。2000m付近で尾根に戻る。惣十郎清水を過ぎて最後の登りに掛かるとkenrokuさん達が降りてきた。MHさんに孫 さんからコンちゃんへの伝言を託して、一登りで斜度が緩み、大日岳の標柱に出た(2130)。程なく孫さんも来て、コンちゃん達と合流した。綴さんもその 後来た。12:30まで粘るつもりだったが、ガスが晴れないので、会にメールを打って少し本山の方に行ってから出た。相変わらず、大日はガスで見れなかっ たが、わずかに見える展望は、アルプスとは違う魅力があった。オウインの尾根に似た明るい尾根から紅葉の斜面が広がり、矢沢に残る雪が、光る裏川の流れへ と続いていた。これらを見るうち、雲間を破り一筋の光が裏川に射した。そのとき、しみじみ飯豊に戻ってきたと思った。櫛が峰鞍部から時間が掛かってしまっ たけど、登山口(590)に出るとkenrokuさんとMHさんが待っていてくれた。20081005桃パパ

4 感想
短く、効率の良い尾根だ。体を絞り、また入りたい。

1 2左 08:17一服平手前、1480mの急斜面。ガスの中ハイジさんのザックが見える。ここは急だけど、全体的には、急と思わなかった。
右 10:01牛首山標柱付近 一瞬ガスが晴れ、孫さんが振り返ったところ。写真ではわからないがkenrokuさんが駆けてくるのが、小さく写っている。

3 4左 11:37山頂 手を挙げてるのは、シャッターの瞬間、声をかけられたから。この後、孫さんがやってきた。
右 13:05牛首山の登りから大日岳を振り返る。道が東斜面に付いてるのがわかる。

5 6左 13:09矢沢から裏川筋、まだ雪がある。展望が悪かったので、自然と沢に目がいった。
右 13:34櫛が峰の紅葉

714:29一服平 kenrokuさん達が待っていてくれた