柴倉川流域・県境山行

日 程 2002、3、16-17

ルート:柴倉-大倉山-木地夜鷹山-金凍山-土地倉山

メンバー:L成海 阿達 内山

 今回は登山道も無い福島と新潟の県境を巡る山行で、訪れる機会もなかなか無いので楽しみにしていました。標高は900m前後の山々なので、どこへ行ってもさほど眺めがよいという訳ではありませんが、稜線のこっち側は新潟で、こっち側は会津だと思いながら歩くとなにかしら楽しい気分になりました。とはいえ、残雪の時期、雪の状態は時間と共に刻々と変化してゆき、朝方クラストしていて歩き易かったのが、段々ずぶずぶとぬかるんでいったり、雪堤越え有り、雪の緩んだナイフリッジ歩き有り、ぶら下がりのヤブ漕ぎ有りで変化に富んだ山歩きでした。泊まりはカモシカの足跡しかないこの静かな山域を三人で独占し、幸せでした。行ける時期がごく限られているのが残念です。

(記:内山 淳子)